はじめに
iPhoneの「AirDrop」は、写真や動画、ファイルをかんたんに送ることができる機能です。インターネットがなくても使えて、データ通信量もかかりません。
たとえば、友達や家族と写真を共有したり、仕事で資料をやり取りしたり、iPhoneとMacの間でデータを移動するときにとても便利です。
この記事では、AirDropの使い方や便利な活用方法、トラブルの対処法をわかりやすく紹介します。
1. AirDropとは?
AirDropは、Appleのデバイス同士でファイルをワイヤレスでやり取りできる機能です。BluetoothとWi-Fiを使って、近くのデバイスとすばやくデータを共有できます。メールやLINEを使わずに送れるので、とてもスムーズです。
1-1. AirDropが使える機種
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iPhone(iPhone 5以降)
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iPad(iPad 4以降、iPad mini以降)
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Mac(2012年以降のモデル)
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iPod touch(第5世代以降)
1-2. AirDropで送れるもの
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写真や動画
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書類(PDF、Word、Excelなど)
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ウェブサイトのリンク
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連絡先
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マップの位置情報
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メモやボイスメモ
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アプリのリンク(App Store)
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パスワード(iOS 17以降)
2. AirDropの基本的な使い方
2-1. AirDropをオンにする
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「設定」アプリを開く
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「一般」→「AirDrop」をタップ
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「連絡先のみ」または「すべての人」を選択
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コントロールセンターからもAirDropの設定が可能
2-2. ファイルをAirDropで送る方法
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「写真」や「ファイル」アプリを開く
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送りたいファイルを選ぶ
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「共有」ボタンをタップ
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AirDropを選び、送りたい人をタップ
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相手が承認すれば、ファイルが送られる
2-3. AirDropでファイルを受け取る方法
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送信者がAirDropで送信
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「受信」通知が表示される
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「受け入れる」をタップ
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写真なら「写真」アプリ、書類なら「ファイル」アプリに保存される
3. AirDropをもっと便利に使う方法
3-1. iPhoneとMacの間でデータを送る
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Macの「Finder」を開く
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「AirDrop」をクリックし、受信設定を「すべての人」または「連絡先のみ」にする
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iPhoneの「写真」や「ファイル」アプリからAirDropで送信
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Macで「受け入れる」をクリックし、ファイルを保存
3-2. まとめてたくさんのファイルを送る
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複数の写真や動画を一度に送信可能
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書類や連絡先情報もまとめて送れる
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iPhoneの「ファイル」アプリで、PDFやWordファイルを複数選んで送ることも可能
3-3. 送る相手が表示されないときの対処法
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Wi-FiとBluetoothがオンになっているか確認
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AirDropの設定が「受信しない」になっていないかチェック
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機内モードをオフにする
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相手のデバイスと近づける
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iOSやmacOSを最新バージョンにアップデートする
3-4. ウェブサイトやアプリを共有する
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Safariで開いているページの「共有」ボタンをタップ
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AirDropを選び、送りたい人を選択
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相手のデバイスでウェブページが開く
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App StoreのアプリリンクもAirDropで送れる
4. AirDropのトラブル解決
4-1. AirDropが使えないときの対処法
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Wi-FiとBluetoothを一度オフにして、再度オンにする
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「設定」→「一般」→「AirDrop」の受信設定を確認
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iPhoneを再起動してみる
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iOSを最新バージョンにアップデートする
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「AirDropをオフにして、再度オンにする」を試す
4-2. 送信が遅い・失敗するときの対処法
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ファイルが大きすぎる場合はWi-Fiの接続を確認
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AirDropの受信設定が「連絡先のみ」だと、知らない人からは受信できない
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不要なアプリを終了し、メモリを開放する
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受信するデバイスのストレージ容量を確認する
5. まとめ
AirDropを使えば、写真や書類をかんたんに送受信でき、インターネットがなくてもファイルを共有できます。
特に、iPhoneとMacの間でデータをやり取りするときや、友人・家族と写真を共有するときに便利です。また、ウェブサイトのリンクやパスワードの共有、アプリの紹介など、いろいろな使い方ができます。
AirDropを活用して、もっと便利にiPhoneを使いこなしましょう!
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