はじめに
iPhoneには「ダークモード」という表示機能があります。この機能を使うと、画面の背景が黒やグレーになり、目が疲れにくくなります。夜や暗い場所でも画面が見やすく、バッテリーの節約にもなります。
この記事では、「ダークモードとは何か」「どうやって使うのか」「どんなときに便利なのか」を、わかりやすくご紹介します。iPhoneをもっと快適に使いたい方は、ぜひ参考にしてください。
1. ダークモードとは?
ダークモードは、iPhoneの画面の背景を暗い色(黒や濃いグレー)にする表示機能です。文字は白っぽく表示され、全体的にコントラストが強くなります。
白い画面を長時間見ていると、目が疲れやすくなることがありますが、ダークモードにするとそれを軽減できます。特に、夜間や暗い場所では画面がまぶしくなくなり、快適に操作できます。
また、iPhone X以降の「有機EL(OLED)」ディスプレイを搭載した機種では、黒い部分は電力をほとんど使わないため、バッテリーの節約にもつながります。
1-1. ダークモードのメリット
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目の疲れをやわらげる
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夜や暗い場所でも見やすい
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バッテリーの消費をおさえられる(有機EL搭載機種)
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画面が引き締まってスタイリッシュに見える
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SNSや読書など、長時間の利用時にも快適
2. ダークモードの設定方法
2-1. 手動で設定する方法
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「設定」アプリを開く
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「画面表示と明るさ」を選択
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「外観モード」から「ダーク」をタップ
すぐに画面が暗い色に切り替わります。「ライト」に戻すと元の明るい画面に戻ります。
2-2. 自動で切り替える方法
時間帯によって自動でダークモードに切り替えることも可能です。
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「設定」→「画面表示と明るさ」
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「自動」をオンにする
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「オプション」で「日の入りから日の出まで」または「カスタムスケジュール」を選ぶ
昼は明るい画面、夜は暗い画面になるよう自動で調整されます。
2-3. コントロールセンターから切り替える方法
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画面の右上から下にスワイプしてコントロールセンターを表示(Face ID搭載モデル)
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明るさのバーを長押し
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表示される「ダークモード」アイコンをタップしてオン・オフを切り替える
この方法なら、すぐにモードを切り替えたいときに便利です。
3. ダークモードが活躍するシーン
3-1. 就寝前のスマホ使用に
夜寝る前にスマホを見ると、明るい画面が目に刺激を与えてしまうことがあります。ダークモードにすることで、まぶしさをやわらげて快適に操作できます。
3-2. 暗い場所での使用に
電車の中や映画館など、周囲が暗い環境では画面が明るすぎると周りに迷惑がかかることも。ダークモードなら周囲への配慮にもつながります。
3-3. バッテリーを長持ちさせたいときに
特にiPhone X以降の有機ELモデルでは、黒い画面の部分で電力を使わないため、ダークモードを使うと電池の消費をおさえられます。
3-4. クールなデザインを好む方に
ダークモードは画面全体が引き締まった印象になり、デザインがかっこよく感じられます。シンプルな美しさを求める方にもおすすめです。
3-5. 長時間スマホを使うときに
読書アプリやSNSなどで長時間スマホを見ていると、目が疲れがち。背景が暗くなることで、快適に長時間利用できます。
4. ダークモードの注意点
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すべてのアプリがダークモードに対応しているわけではありません
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人によっては、黒い背景が見づらいと感じることがあります
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読みにくいときはライトモードに戻す、または文字サイズを調整すると見やすくなります
5. まとめ
iPhoneの「ダークモード」は、目にやさしく、バッテリーの節約にもなるとても便利な機能です。簡単に設定でき、手動・自動・コントロールセンターからの切り替えが可能です。
夜にスマホをよく使う方や、バッテリーの持ちが気になる方、デザインにこだわりたい方におすすめです。ぜひ一度ダークモードを使って、その快適さを体感してみてください。
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