はじめに
iPhoneの「写真」アプリには、日々の思い出がたくさん詰まっています。気づけば、何千枚もの写真や動画がたまっているという方も多いのではないでしょうか。「あの写真だけ見たい」「動画だけ一覧で確認したい」と感じた経験、ありますよね?
そんなときに便利なのが、iPhoneの「メディアタイプ」機能です。この機能を使えば、写真と動画をかんたんに分類し、目的のコンテンツにすばやくアクセスできます。
この記事では、iPhoneの「写真」アプリを使って、静止画と動画を一瞬で表示する方法や、便利な活用術をご紹介します。iPhoneでの写真・動画整理がもっと快適になる情報を、丁寧に解説していきます。
写真だけを表示する方法
アルバムから静止画をかんたんに表示する
写真だけを見たいときは、「写真」アプリ内の「アルバム」タブから簡単に絞り込めます。
操作手順:
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iPhoneで「写真」アプリを開きます。
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画面下部の「アルバム」タブをタップします。
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下へスクロールし、「メディアタイプ」という項目を探します。
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「写真」をタップします。
これで、静止画(写真)のみが一覧で表示されます。通常の写真やスクリーンショット、自撮りなどが対象となり、動画は含まれません。
活用例:
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スクリーンショットをまとめて削除したいとき
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SNSに投稿する写真を素早く選びたいとき
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家族写真や風景写真を振り返りたいとき
動画だけを表示する方法
「ビデオ」から動画を抽出表示する
動画だけを一覧で確認したい場合も、「メディアタイプ」からかんたんにアクセスできます。
操作手順:
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iPhoneで「写真」アプリを開きます。
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画面下の「アルバム」タブをタップします。
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「メディアタイプ」セクションの中から「ビデオ」をタップします。
これで、保存された動画のみが一覧表示されます。短い動画から長編まで、すべてのビデオコンテンツにスムーズにアクセスできます。
活用例:
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子どもの成長を記録した動画をまとめて視聴したいとき
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イベントや旅行の映像を探したいとき
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容量節約のため、動画だけを整理・削除したいとき
その他の便利なメディアタイプ
iPhoneの「写真」アプリでは、「写真」や「ビデオ」以外にもさまざまなカテゴリでメディアを整理できます。
主なメディアタイプ一覧:
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セルフィー:インカメラで撮影された自撮り写真を表示
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ポートレート:背景をぼかす「ポートレートモード」で撮影した写真を抽出
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スクリーンショット:画面をキャプチャした画像のみを表示
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スローモーション:スロー再生用に撮影された動画のみを表示
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タイムラプス:時間を圧縮したタイムラプス動画を一覧表示
これらを活用することで、目的のメディアにすばやくたどり着くことができます。
整理・共有に役立つ活用法
写真・動画の整理がもっとスムーズに
「写真だけ」「動画だけ」といった分類ができると、不要なデータの削除や、お気に入りのアルバム作成もはかどります。たとえば、不要なスクリーンショットだけを削除したり、旅行の写真だけを新しいアルバムにまとめたりといった使い方ができます。
家族や友人との共有も効率的に
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子どもの運動会の動画だけを祖父母に送りたいとき
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旅行で撮影した写真だけを友達に共有したいとき
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ペットの可愛い写真だけをSNSで紹介したいとき
こうしたシーンで、写真や動画をすぐに見つけられるのは大きなメリットです。
iCloudとの併用でさらに便利に
iCloudフォトライブラリを使用している場合、同じApple IDでログインしているiPadやMacからも、「メディアタイプ」機能を使って簡単に整理できます。家族共有アルバムに追加したいメディアをすばやく選ぶのにも役立ちます。
まとめ
iPhoneの「メディアタイプ」機能は、写真や動画を目的別にすぐに見つけ出せる便利なツールです。日々の整理や、特定のシーンを見返したいとき、共有したいときなどに大活躍します。
膨大なデータに埋もれていたお気に入りの1枚や感動の動画も、この機能を使えば一瞬で見つけることができるはず。iPhoneをもっと便利に使いこなすために、ぜひ活用してみてください。


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