はじめに
iPhoneの「ファイル」アプリは、写真や書類、動画などのデータを管理できるとても便利なアプリです。iCloudだけでなく、Google DriveやDropboxなどのクラウドストレージとも連携でき、どこからでもファイルにアクセスできます。
この記事では、基本的な使い方から、知っておくと便利なテクニックまで、わかりやすく説明します。
1. 「ファイル」アプリとは?
「ファイル」アプリは、iPhoneに最初から入っているファイル管理アプリで、スマホの中のデータをまとめて管理できます。
1-1. 「ファイル」アプリでできること
-
iCloud Driveのデータを管理:iPhoneやiPad、Macで同じファイルを共有できる
-
クラウドストレージと連携:Google DriveやDropboxなど、ほかのサービスと連携できる
-
PDFの編集:書類にマーカーを引いたり、署名を入れたりできる
-
ZIPファイルの圧縮・解凍:ファイルをまとめて送ったり、受け取ったデータを開ける
-
オフラインでファイルを管理:ネットがなくてもデータを見たり編集できる
-
タグをつけて整理:色ごとにタグをつけると、ファイルが探しやすくなる
-
アプリを並べて作業できる:Split Viewを使えば、ほかのアプリと同時に開いて作業できる
1-2. どんなデータを管理できるの?
-
画像、動画、音楽ファイル
-
PDFやWord、Excel、PowerPointの書類
-
ZIPファイル(圧縮されたファイル)
-
メモやスキャンした書類
2. 「ファイル」アプリの基本的な使い方
2-1. ファイルを開く・探す
-
「ファイル」アプリを開く
-
「ブラウズ」タブをタップし、iCloud DriveやiPhone内のフォルダを開く
-
「検索」バーにファイル名を入力すると、すぐに探せる
-
「最近使った項目」タブから、すぐに開けるファイルをチェック
2-2. フォルダを作って整理する
-
「ブラウズ」タブで、整理したい場所を開く
-
右上の「…」をタップし、「新規フォルダ」を選択
-
フォルダ名を入力し、「完了」をタップ
-
フォルダにファイルを移動して、整理しやすくする
2-3. ファイルを移動・削除する
-
ファイルを長押しして「移動」を選ぶ
-
移動先のフォルダを選択し、「移動」をタップ
-
不要なファイルを削除するには、長押しして「削除」を選択
-
「最近削除した項目」フォルダから、削除したファイルを復元することもできる
2-4. ファイルを共有する
-
送りたいファイルを開く
-
「共有」ボタンをタップ
-
AirDropやメール、メッセージアプリを使って送信
-
Google DriveやDropboxにアップロードしてリンクを送ることも可能
3. もっと便利な「ファイル」アプリの使い方
3-1. クラウドストレージと連携する
設定方法
-
「ファイル」アプリを開く
-
「ブラウズ」タブで、「その他の場所」をタップ
-
Google DriveやDropboxをオンにする
-
アカウントにログインすれば、すぐに利用可能
3-2. ZIPファイルの作成・解凍
ZIPファイルの作り方
-
複数のファイルを長押しして選択
-
「圧縮」を選ぶと、ZIPファイルが作成される
ZIPファイルを開く方法
-
ZIPファイルをタップするだけで解凍される
3-3. PDFを編集する
-
「ファイル」アプリでPDFを開く
-
右上の「ペンのアイコン」をタップ
-
文字を書き込んだり、マーカーを引いたり、署名を追加できる
-
編集が終わったら「完了」をタップして保存
3-4. スキャン機能を活用する
-
「ファイル」アプリを開き、右上の「…」をタップ
-
「書類をスキャン」を選ぶ
-
カメラで紙の書類を撮影すると、PDFに変換される
-
必要ならメモを追加し、保存
3-5. AirDropでファイルをすぐに送る
-
送りたいファイルを開く
-
「共有」アイコンをタップ
-
AirDropを選び、送信先のiPhoneやMacを選択
-
相手が受け取れば、すぐに送信完了
4. まとめ
iPhoneの「ファイル」アプリを使えば、データをスムーズに管理でき、クラウドサービスとも簡単に連携できます。
特に、フォルダを作って整理したり、PDFを編集したり、AirDropを活用すると、もっと便利に使えます。
日常のちょっとした作業から、仕事の効率アップまで、「ファイル」アプリを上手に活用して、iPhoneをより便利に使いこなしましょう!
コメント