はじめに
iPhoneには「CarPlay(カープレイ)」という、とても便利な機能があります。CarPlayに対応している車にiPhoneをつなげると、車の画面にiPhoneの情報が表示され、運転中でも安全にiPhoneを使えるようになります。
たとえば、こんなことができます:
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地図アプリでナビが使える
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Siriに話しかけて電話やメッセージを送る
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音楽やラジオ、ポッドキャストを聴く
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スケジュールをチェックする
この記事では、CarPlayの使い方や設定のしかた、よく使うアプリ、安全に使うコツなどを、やさしく説明します。
1. CarPlayってなに?
CarPlayは、iPhoneと車をつないで、車の画面でiPhoneの一部の機能を使えるようにするしくみです。運転中にスマホを操作するのは危ないですが、CarPlayなら安全にiPhoneを使えます。
1-1. CarPlayでできること
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Siri(音声アシスタント)で、声だけで操作できる
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地図アプリでナビゲーションができる
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音楽やラジオを楽しめる
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メッセージの送受信ができる(声で操作)
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車のタッチパネルやボタンでも操作できる
1-2. どんな車とiPhoneで使えるの?
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トヨタ、ホンダ、日産など、多くの車がCarPlayに対応しています
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iPhone 5以降(iOS 7.1以上)で使えます
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車がワイヤレス接続に対応していれば、ケーブルなしでもOKです
2. CarPlayのつなぎ方
2-1. ケーブルでつなぐ方法(有線)
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iPhoneをLightningケーブルで車のUSBポートにつなぐ
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車の画面に「CarPlayを使いますか?」と出たら「はい」を選ぶ
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iPhone側でも「許可する」をタップすると、すぐに使えるようになります
※一度つなぐと、次からは自動で接続されます
2-2. ケーブルなしでつなぐ方法(ワイヤレス)
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iPhoneの「設定」→「一般」→「CarPlay」に行く
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「利用できる車」をタップする
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車のBluetoothをオンにして、iPhoneとペアリング(つなぐ)する
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Wi-Fiでも接続されて、CarPlayが使えるようになります
※車によって操作方法が少し違うので、説明書を見ると安心です
3. CarPlayの使い方いろいろ
CarPlayでは、運転中に便利なアプリを安心して使えます。
3-1. 地図アプリで道案内
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Appleマップは、渋滞や交通情報もわかって便利です
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GoogleマップやYahoo!カーナビも使えます
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Siriに「〇〇に行きたい」と言えば、すぐナビが始まります
3-2. 声で電話やメッセージ
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「〇〇に電話して」と言うだけで、電話をかけられます
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メッセージも声で送れますし、読んでもくれます
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手を使わないので、安全運転ができます
3-3. 音楽やラジオ、学習にも
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Apple MusicやSpotifyなどで好きな音楽を再生できます
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radikoでラジオも聞けます
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ポッドキャストやオーディオブックで勉強やリラックスもできます
4. よく使うCarPlay対応アプリ
CarPlayは、CarPlayに対応しているアプリだけが使えます。でも、たくさんの人気アプリが対応しています。
4-1. 使えるアプリの例
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地図:Appleマップ、Googleマップ、Yahoo!カーナビ
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音楽:Apple Music、Spotify、Amazon Music
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ラジオ:radiko、TuneIn
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メッセージ・通話:iMessage、LINE(音声)
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学習:ポッドキャスト、Audible(音の本)
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カレンダー・リマインダーも表示できます
5. うまく使えないときや注意点
5-1. 接続できないとき
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ケーブルが壊れていないかチェック(有線の場合)
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iPhoneのiOSが最新か確認
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車のCarPlay設定がオンになっているか確認
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CarPlayの設定画面から一度車を削除して、もう一度つなぎ直すと直ることもあります
5-2. 安全に使うために
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画面を見すぎず、音声操作を使いましょう
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運転前にナビや音楽をセットしておくと安心です
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Siriを使えば、運転中でも操作がかんたんになります
6. まとめ
CarPlayを使うと、運転中でもiPhoneの機能を安全に使うことができます。ナビ、音楽、通話、メッセージなどが、声やタッチでかんたんに操作できます。
設定もむずかしくなく、すぐに使い始められます。使えるアプリもどんどん増えているので、とても便利です。
これからCarPlayを使う人は、まず基本の使い方から始めてみましょう。ドライブがもっと楽しく、安心になるはずです!
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