はじめに
iPhoneで文字を入力するとき、「片手しか使えない!」というシーンは意外と多いですよね。たとえば、電車の中でつり革につかまっているときや、片手に荷物を持っているとき、あるいはリラックスしながらベッドでスマホを使っているときなど。
そんなときに役立つのが、iPhoneの「片手用キーボード」機能です。この機能を使えば、キーボードを画面の左右どちらかに寄せて表示でき、親指だけでも快適に文字を打つことができます。
この記事では、「片手用キーボード」の使い方や設定方法、どんなときに便利か、そして知っておきたいポイントまで、わかりやすくまとめました。
1. 片手用キーボードってなに?
「片手用キーボード」は、iPhoneの標準キーボードを左右どちらかに寄せて、片手でも文字が打ちやすくなるようにした機能です。右利き・左利きどちらの人でも、自分の使いやすい側に設定できます。
1-1. こんな場面で便利!
-
電車やバスの中で片手がふさがっているとき
-
手に荷物や飲み物を持っているとき
-
手が小さくて通常のキーボードではキーが届きにくいとき
-
急いでメッセージを送りたいとき
-
ベッドやソファで横になりながら操作したいとき
片手で文字を入力したいときに、操作がとてもスムーズになります。
2. 片手用キーボードの設定方法
片手用キーボードは、簡単な手順でいつでも切り替えることができます。状況に応じて使い分けると便利です。
2-1. キーボードから素早く切り替える方法
-
メッセージやメモなど、キーボードが表示される画面を開きます
-
キーボード左下の「地球儀マーク」や「顔マーク(絵文字)」を長押し
-
表示されたメニューから「右寄せ」または「左寄せ」を選ぶ
これでキーボードが選んだ側に寄り、すぐに片手入力がしやすくなります。
2-2. 設定アプリから変更する方法
-
「設定」アプリを開く
-
「一般」→「キーボード」をタップ
-
「片手用キーボード」を選ぶ
-
「右」「左」「オフ(中央)」のいずれかを選択
一度設定すれば、キーボードを開くたびにその設定が自動で反映されます。
3. 片手用キーボードのメリット
3-1. 親指だけでらくらく入力
片側に寄ったキーボードは、親指で届きやすくなるため、片手だけでもスムーズに文字が入力できます。
3-2. 誤入力を減らせる
キーが近くに配置されるので、無理に指を伸ばす必要がなく、タイプミスを減らすことができます。
3-3. 利き手に合わせて自由に設定
右利き・左利きどちらでもOK!自分の使いやすいように設定を選べるのが魅力です。
3-4. 画面の一部が見やすくなる
キーボードが片側に寄ることで、反対側の画面が広く見えるため、チャットの内容やメモも確認しやすくなります。
4. 使うときの注意点とポイント
-
一度片手用に設定すると、元に戻すには手動で「中央」に戻す必要があります
-
他社製のキーボードアプリでは使えないことがあります
-
iPadではこの機能は利用できません(iPhoneのみ対応)
-
長い文章を入力する場合は、通常の両手キーボードの方が入力しやすいこともあります
使い方に応じて、片手用と通常のキーボードをうまく使い分けるのがコツです。
まとめ
iPhoneの「片手用キーボード」機能は、片手で文字を打ちたいときにとても便利な機能です。設定も簡単で、状況に応じてすぐに切り替えることができます。
電車の中、買い物中、くつろぎながら…など、さまざまな場面で活躍するので、まだ使ったことがない人はぜひ一度試してみてください。文字入力がもっと快適になり、iPhoneがさらに使いやすくなりますよ!
コメント