はじめに
今やQRコードは、買い物やイベント、学校のプリントなど、あらゆる場面で見かけるようになりました。でも、「どうやって読み取るの?」と疑問に思ったことがある人もいるのではないでしょうか?
実は、iPhoneには最初からQRコードを読み取る機能が入っていて、特別なアプリをインストールしなくても、標準のカメラアプリだけでかんたんに読み取ることができます。
この記事では、iPhoneでQRコードを読み取る方法、どんな場面で使えるのか、そしてうまく読み取れないときの対処法まで、やさしく丁寧に解説します。
1. QRコードってなに?
QRコードは、四角い白黒の模様で構成された、情報を詰め込んだ二次元コードです。カメラで読み取ると、特定のWebページにアクセスしたり、アプリを開いたり、Wi-Fiに接続したりと、さまざまなアクションができる便利な仕組みです。
1-1. QRコードの活用例
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商品のパッケージにあるキャンペーン情報へのリンク
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レストランのデジタルメニュー
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イベントチケットや入場案内
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公共のWi-Fiへの接続設定
このように、QRコードは日常のあらゆる場面で私たちの生活を便利にしてくれます。
2. iPhoneでQRコードを読み取る方法
iPhoneにはQRコードスキャン機能が標準搭載されています。以下の2通りの方法で簡単に使うことができます。
2-1. カメラアプリから読み取る方法
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ホーム画面から「カメラ」アプリを開く
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QRコードにカメラをかざす(タップしなくてもOK)
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QRコードの上に黄色い枠と通知が表示される
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通知をタップすると、リンク先が開きます
この方法は、アプリのインストール不要で、誰でもすぐに使えます。
2-2. コントロールセンターから読み取る方法
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画面右上から下にスワイプしてコントロールセンターを表示(Face ID搭載機種)
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「QRコードリーダー」アイコンをタップ
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出てきたスキャン画面でQRコードを読み取る
※「設定」→「コントロールセンター」から、QRコードリーダーを追加しておくと、いつでも使えて便利です。
3. QRコードはこんな場面で役立つ!
QRコードは生活の中でたくさんの場面で使えます。ここでは代表的な例をご紹介します。
3-1. お店での支払い
PayPayやLINE Payなどのキャッシュレス決済に利用できます。クーポンコードを読み取ってお得に買い物することも可能です。
3-2. 公共Wi-Fiへの接続
カフェやホテルなどで提供されているWi-FiのQRコードを読み取るだけで、パスワードを入力せずに接続できます。
3-3. SNSやホームページへアクセス
チラシ、ポスター、名刺などに記載されたQRコードを読み取ると、すぐにWebサイトやSNSアカウントにアクセスできます。
3-4. アプリのダウンロードや設定の共有
アプリの紹介用QRコードを読み取れば、App Storeの該当ページが開きます。友達に連絡先や設定を共有する際にも便利です。
4. QRコードが読み取れないときの対処法
QRコードがうまく読み取れないときは、次のポイントをチェックしてみましょう:
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カメラのレンズをきれいにする:汚れているとピントが合いにくくなります
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適度な距離をとる:近すぎても遠すぎても読み取りにくいので、15〜20cmほどが目安です
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明るさを確保する:暗い場所ではフラッシュ(ライト)をオンにすると効果的です
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QRコードの設定がオンか確認:「設定」→「カメラ」→「QRコードをスキャン」がオンになっているかチェックしましょう
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コードが破損していないか確認する:シワや汚れがあると認識できないことがあります
まとめ
iPhoneのQRコードスキャン機能は、誰でも簡単に使える便利なツールです。カメラをかざすだけで情報にアクセスできるので、支払いやWeb閲覧、Wi-Fi接続、アプリのインストールなど、さまざまなシーンで活躍します。
これからは、チラシやレシートにあるQRコードを見つけたら、気軽にカメラを向けて試してみましょう。日常がちょっと楽しく、ちょっと便利になるはずです!
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