はじめに
iPhoneの「カレンダー」アプリは、自分のスケジュールを管理するのにとても便利なツールです。でもそれだけではありません。家族や友だち、学校のチームなど、ほかの人たちと一緒に予定を見たり、管理したりできる「カレンダー共有」機能もあるんです。
この機能を使えば、誰かが予定を変更してもすぐに反映されて、「知らなかった!」というトラブルを防ぐことができます。この記事では、カレンダー共有の基本から使い方、そして毎日の生活に役立つアイデアまで、わかりやすくご紹介します。
1. カレンダー共有ってどんな機能?
カレンダー共有とは、自分が作成したカレンダーを、他の人と一緒に見ることができるiPhoneの機能です。共有された人は、予定を確認したり、編集できるようになります(編集の許可をした場合)。
家族で予定をまとめて管理したり、友だちとのイベント計画、部活動のスケジュール調整など、さまざまな場面で役立ちます。
1-1. カレンダー共有のメリット
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家族の予定がひと目でわかるようになる
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習い事や学校の行事を家族全員でチェックできる
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チームやグループの予定がまとまり、情報共有がスムーズに
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予定を変更したらすぐに反映されるから、伝え忘れがなくなる
1-2. 注意したいポイント
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相手もApple IDを持っている必要がある
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編集できるようにすると、うっかり予定を消されてしまうこともある
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相手が承認しないと共有は始まらない
2. カレンダーを共有するには?
共有の設定はとてもかんたん。新しくカレンダーを作って共有する方法と、すでにあるカレンダーを共有する方法があります。
2-1. 新しくカレンダーを作って共有する方法
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「カレンダー」アプリを開く
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画面下の「カレンダー」タブをタップ
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「カレンダーを追加」をタップ
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カレンダーに名前をつけて「完了」
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作成したカレンダーの右の「i」マークをタップ
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「共有」をタップして、共有したい人のApple ID(メールアドレス)を入力
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相手が「承認」すれば共有が始まります
2-2. すでにあるカレンダーを共有する方法
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「カレンダー」アプリの下にある「カレンダー」タブをタップ
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共有したいカレンダーの右にある「i」マークをタップ
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「共有」をタップして相手のApple IDを入力
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相手が承認すると、共有が有効になります
3. カレンダー共有の便利な使い方アイデア
3-1. 家族の予定をひとまとめに
お父さんの出張、お母さんの仕事、子どもの学校行事や塾の予定などをまとめて管理すれば、家族みんなの予定が見える化できます。だれが、いつ、どこに行くのかがひと目でわかって安心です。
3-2. 学校や部活のチームで共有
部活動や学級委員の活動など、グループでの予定もカレンダーで共有しておけば、練習や打ち合わせの予定がすぐに確認できてとても便利です。予定が変更されても全員にすぐ反映されます。
3-3. イベントや旅行の計画に使う
友だちとの旅行や誕生日パーティーの予定も、誰が何を準備するか、いつ集合するかなど、細かい情報までカレンダーで共有できます。
3-4. おじいちゃん・おばあちゃんとの共有も便利
子どもの予定を祖父母と共有しておくことで、送り迎えや行事参加の日程を共有できて、家族みんなで子育てに参加できます。
4. カレンダーをもっと見やすくするコツ
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色分けで区別しやすく:予定ごとに色を変えると、どの予定が誰のものかすぐわかります
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通知機能を活用しよう:予定の少し前にお知らせが届くようにしておくと、忘れる心配がありません
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表示のオン・オフも使える:一時的に見たくないカレンダーは非表示にすることも可能です
まとめ
iPhoneのカレンダー共有機能を使えば、自分の予定だけでなく、家族や友達、チームの人たちともスケジュールを一緒に管理できます。設定もむずかしくなく、すぐに始められます。
「聞いてなかった」「伝えたと思ってた」といった行き違いを減らし、毎日の予定管理をもっとスムーズにするために、カレンダー共有をぜひ活用してみましょう!
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