☆iPhoneのVoiceOverとは?声で操作をサポートしてくれる便利機能を使ってみよう!

iPhone

はじめに

iPhoneには、画面を見なくても使える「VoiceOver(ボイスオーバー)」という読み上げ機能が標準で搭載されています。

この機能を使うと、画面に表示されるテキストやボタン、リンクなどの情報を音声で読み上げてくれるため、視覚に頼らずにiPhoneを操作できます。

この記事では、VoiceOverの基本的な使い方から便利な活用法までをわかりやすく解説します。


1. VoiceOverってどんな機能?

VoiceOverは、iPhoneやiPadの画面に表示されている内容を音声で読み上げてくれる機能です。視覚に障がいのある方や、目を使わずに操作したい人にとってとても便利なサポート機能です。

1-1. 活用シーンの例

  • 目が不自由な方が日常的にスマホを使いたいとき

  • 移動中など、画面を見ずに操作したいとき

  • 暗い場所で画面が見づらいとき

  • 音声で内容を確認したいとき


2. VoiceOverの設定方法

2-1. VoiceOverをオンにする

  1. 「設定」アプリを開く

  2. 「アクセシビリティ」をタップ

  3. 「VoiceOver」を選択し、スイッチをオンにする

また、「Hey Siri、VoiceOverをオンにして」と話しかけるだけでも有効化できます。

2-2. ショートカットで簡単に切り替え

  • 「設定」→「アクセシビリティ」→「ショートカット」→「VoiceOver」を選択

  • サイドボタン(またはホームボタン)を3回押すことで、VoiceOverをすぐにオン・オフできます


3. VoiceOverの基本操作

VoiceOverをオンにすると、画面のタッチ操作が通常とは少し変わります。読み上げながら操作するための専用のジェスチャーが使えます。

3-1. よく使う基本ジェスチャー

  • 1本指でタップ:触れた場所の項目を読み上げる

  • 1本指でダブルタップ:選択した項目を実行する(アプリを開くなど)

  • 1本指で左右にスワイプ:次または前の項目に移動

  • 2本指でダブルタップ:再生/停止などの操作

  • 3本指で上下にスワイプ:画面をスクロール

3-2. 声の種類やスピードの変更

  • 「設定」→「アクセシビリティ」→「VoiceOver」→「読み上げコンテンツ」から調整可能

  • 読み上げの声の速さ、声の種類(女性・男性)、ピッチなどを自由に変更できます


4. より便利な使い方と応用機能

4-1. 画面全体を読み上げる

  • 2本指で画面の上から下にスワイプすると、その画面全体の内容を順に読み上げてくれます

  • 長文のメールや記事を読みたいときに便利です

4-2. 「ローター」機能の活用

  • 2本指を画面に置いて回すように動かすと、ナビゲーションの方法を選べる「ローター」が起動します

  • 「単語」「文字」「リンク」など、読みたい項目の単位を変更可能

  • Webページや文章を効率的に読み進めるのに最適です

4-3. イヤホンやAirPodsとの併用

  • ワイヤレスイヤホンを使えば、周囲に音を漏らさずに音声案内を聞くことができます

  • 通勤中や静かな場所でも使いやすくなります


5. VoiceOverに慣れるためのヒント

VoiceOverの操作は、最初は少し戸惑うかもしれませんが、繰り返し使っていくことでスムーズに操作できるようになります。

5-1. 練習モードを活用しよう

  • 「設定」→「アクセシビリティ」→「VoiceOver」→「VoiceOverプラクティス」を開くと、ジェスチャーの練習ができます

  • 失敗を気にせず安心して操作を試せます


6. よくある質問とトラブル対策

6-1. VoiceOverがオフにできないときは?

  • サイドボタン(またはホームボタン)を3回押す

  • Siriに「VoiceOverをオフにして」と話しかける

6-2. 一部のアプリで読み上げが機能しない場合

  • アプリによってはVoiceOverに対応していないことがあります

  • アプリの最新バージョンを確認、または他のアプリを検討してみましょう


7. まとめ

VoiceOverは、視覚に頼らずにiPhoneを操作できる、非常に便利な機能です。視覚に障がいのある方だけでなく、音での操作を好む方や目を休めたいときにも役立ちます。

使い始めは操作に慣れるまで少し時間がかかるかもしれませんが、慣れてくると自由に操作できるようになります。

自分のためにも、大切な誰かのためにも、VoiceOverを知っておくことはきっと役に立ちます。ぜひこの機会に、試してみてください!

 

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