はじめに
iPhoneでスクリーンショットを撮ったあと、そのまま保存や送信をしていませんか?実はその画像に、文字や矢印、図形などの注釈をかんたんに加えることができます。
この機能は「マークアップ」と呼ばれ、情報をわかりやすく伝えたり、メモ代わりに使ったりできる便利なツールです。
この記事では、スクリーンショットに注釈を加える手順や活用例、注意点などをわかりやすく解説します。
スクリーンショットとは?
iPhoneの画面をそのまま画像に残す機能
スクリーンショットとは、iPhoneの画面に表示されている内容をそのまま画像として保存できる機能です。
たとえば、地図、設定画面、ネットのページ、メッセージ、アプリの画面など、記録しておきたい情報を画像として保存できます。
撮り方の基本
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【Face ID搭載のiPhone】サイドボタンと音量アップボタンを同時に押す
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【ホームボタン付きのiPhone】ホームボタンとサイド(または上部)ボタンを同時に押す
撮影後、画面の左下にサムネイル(小さな画像)が表示されます。この画像をタップすると、すぐに編集が可能です。
注釈をつける方法
スクリーンショット後の編集手順
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スクリーンショットを撮る
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左下に出てくるサムネイルをタップ
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下に表示されるツールを使って注釈を追加
マークアップで使える主なツール
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ペン・マーカー:手書きで線や文字が描ける
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消しゴム:描いた内容を消す
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定規:直線をきれいに引きたいときに便利
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図形:四角・丸・矢印・吹き出しなどを追加
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テキスト:文字を入力して説明を追加できる
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拡大鏡:一部をズーム表示して強調できる
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色・太さの変更:好きな色や線の太さが選べる
編集が終わったら、「完了」ボタンを押して保存、または「共有」ボタンから送信できます。
編集後の画像を保存・共有する方法
保存するには
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「完了」→「写真に保存」:iPhoneのカメラロールに保存されます
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「ファイルに保存」:iCloudやファイルアプリのフォルダに保存可能です
共有するには
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「共有」ボタンをタップし、LINE・メール・AirDrop・SNSなどで送信できます
注釈を加えた画像は、相手にわかりやすく伝えたいときや、自分のメモとしても活用できます。
注釈付きスクリーンショットの活用例
操作方法の説明に
アプリの使い方や設定手順を教えるときに、スクリーンショットに矢印や文字を加えると、とてもわかりやすくなります。
トラブルの報告に
エラー画面などを撮影して注釈を入れ、サポートや知人に送ると、状況が正確に伝わります。
メモ・学習ノートとして
ニュース記事やWebページを撮って、重要な部分にマークを付けて保存すると、あとで見返すときに便利です。
ブログやSNS投稿に
説明画像として注釈付きスクリーンショットを使えば、読者に内容が伝わりやすくなります。
注意点
個人情報に気をつける
スクリーンショットには、名前や電話番号、住所などの個人情報が写ってしまうことがあります。共有する前に、不要な情報が写っていないか確認し、必要があればマークアップで黒く塗りつぶすなどして隠しましょう。
書き間違いをチェックする
注釈をつけたあとは、内容にミスがないか確認してから保存や送信するのがおすすめです。
まとめ
iPhoneのスクリーンショットは、ただの画像ではなく、注釈を加えることでさらに便利に使えるようになります。
「マークアップ」機能を使えば、手書きメモや図形、文字などで情報をわかりやすく整理できます。
家族や友だちへの説明、仕事の連絡、勉強メモなど、さまざまな場面で役立つこの機能を、ぜひ一度使ってみてください。
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